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福神の森

new projectに「福神の森」アップしました。今年の新建築住宅特集1月号にも掲載されています。菓子製造販売所、食堂、農作業小屋、住居の4棟を計画し、その間を農地や散策路で繋いでいます。環境全体が魅力的になるようデザインしています。是非ご高覧下さいませ。

吉野の山林に入る

阪口製材さんとカクキチ木材さんに吉野の山に連れて行ってもらいました。2つの集材所を見学。5人程度でチームを組み山の上に架線を張り、それを利用して山から木を搬出する方法(架線集材)が一般的であった30年前と比較して、雇用が必要なこの方法は現在1割程度に減少し、一人でも作業可能なヘリによる搬出(へり集材)がメインとなってきているとの事です。上の写真は架線集材場、下の写真はへり集材場です。

架線集材の場合は高値で売れる一番玉の下にくくりつける事でほぼ全ての材を搬出し売る事ができるが、へり集材の場合は1本ごとに搬出するしかなく、売値がヘリ代に満たない1番玉(2番玉)以外は山に捨てられています。山に捨てられているものは(2番玉)、3番玉であっても、樹齢100年を超えるものが多いため大径木です。この材を有効利用するアイデアを色々検討してます。昨年から1つ形になりつつあります。近いうちにご紹介できると思います。

新建築住宅特集2021年1月号掲載

数年に渡り計画に携わってきた大淀町にある「福神の森」プロジェクトが新建築住宅特集2021年1月号に掲載されています。住宅だけではなく、菓子製造販売所、食堂、農作業小屋、農地、散策路など地域全体の活性化を目論んだ面的に広がりのある計画です。スケッチで全体計画図を表現しています。是非お手に取ってご高覧下さいませ。なお、ラペッシュミッツとして営業されていますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り頂ければ!

まだ仕事沢山残ってますが、本日仕事納め。来年は6日から営業しています。皆さま良いお年をお迎えください。

花内屋が作品集に掲載

花内屋リノベーションが掲載された21世紀型木造住宅建設ファーラムの冊子を送って頂きました。

新しい伝統構法の家設計競技にて第一位を取った時のうれしさを思い出しました。ここから色々な事がはじまった思い出の作品とコンペです。

神戸岡本オープンハウスご案内(12/5土、12/6日)

神戸市東灘区岡本のプロジェクトが、まもなく竣工致します。吉野産の厚いスギ板を使った落し込み板壁を構造体とし、柱梁も含め全てスギ材だけでつくられた住宅です。室内の空気の流れを調整する巨大な塔屋、神戸の港を一望できるテラスなど色々な見所がございます。

この度お施主様のご厚意によりオープンハウスを開催させて頂く事になりました。密になるのを防ぎ、少人数でゆったりご覧頂く為に、予約制とさせて頂きます。以下の予約フォームよりご連絡頂ければ、折り返し案内図をお送りさせて頂きます。ご興味ある方は是非お申し込み下さいませ。(ご予約は11月末までにお願いします。)

◇開催日時:12/5(土)、12/6(日)両日とも午前の部:11時~13時 午後の部:14時~16時

◇場所:神戸市東灘区岡本 阪急岡本駅より徒歩約15分

◇設計・監理:吉村理建築設計事務所

◇施工:松彦建設

◇木材:阪口製材所

ご注意点:ご見学人数が集中する場合は、別途ご相談させて頂く事があります。ご了承下さいませ。入館時にはマスクの着用をお願いします。駐車場が限られているため、お越しの際は公共交通機関をご利用頂きますようお願い致します。

    ご希望の日(必須)
    12/512/6

    ご希望の時間帯(必須)
    午前午後

    ラチス耐力壁

    稲山さんの研究室で開発実験中のラチス型耐力壁。貫+筋違い+斜材の組み合わせで、落し込み板壁と同じ45mm厚のスギ板のみで作っています。エンジニアリングウッドは一切なし。ホゾ穴はプレカット工場で空けてきて、斜材はコチラで製作図を作成し、それに合わせてプレカット。現場ではそれらの部材をビス止めしています。複雑な模様に見えますが、木材同士の相欠きなどは一切なく、板材の重ね合わせのみで構成しています。

    塔屋@神戸岡本

    足場も外れ、年内の引き渡しに向けて神戸岡本の現場は追い込み。下の2枚の写真はこの計画を端的に現わしたカットです。エンジニアリングウッドを一切利用せず山に余っている太め間伐材だけで構成し、卓越風を取り込む塔屋を下から見上げた高天井。高さは8mに対して幅は91cmという、あまり体験しないような不思議なプロポーションです。塔屋脇には、45mm×200mmHの大径間伐スギ材を利用した高耐力落し込み板壁で構成された各部屋が床高さを変えて付随しています。この塔屋は階段も設けられ動線の交わる場所でもあり各部屋の音や気配がここで繋がってます。夏は高さを利用した重力換気で上昇した熱気を塔屋上部で卓越風を取り込む事で排熱します。冬は塔屋高さ一杯8m分の南に面したガラス面から太陽光を取り入れる事で温室のような熱環境を作ります。なおラチス壁は稲山さんの研究室で設計した8倍の壁倍率を持つ高耐力壁。