歩留まり

工事も大詰め。建築本体工事は終わり、設備や備品を残すところとなりました。パンを置くカウンターやキャッシャー台などは、桟木積みして色あせた天然乾燥材を3面カンナ掛けして、色の変化をそのまま利用。材のサイズや数量は製材所から逆に聞いてそれにあわせて設計内容を調整。通常とは逆の設計方法としている。

大梁のバランスをとるカウンターウエイト材も、通常は建材にはなかなか利用価値のないヒノキの細い曲がり材をそのまま利用しています。製材しない分、捨てる箇所がほとんどなくそのまま材を利用しているという意味では非常に歩留まりの良い計画。

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